2010年11月アーカイブ

■New Year Receital

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2011年の年明けに、ニューイヤーリサイタルを行うことになりました。5月に結婚式を挙げる教会で、また、親戚にも馴染み深い場所なので、大変うれしく思っています。日系人もたくさん居られると思いますし、また国籍問わずいろんな方に聴いていただけたらと願っています。もちろん、主人も一緒に和洋のハーモニーを奏でるべく、応援してくれます。

写真①、②はRavenswood fellowship United Methodist Church
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Sunday January 9th, 2011 
2:00pm

Ravenswood Fellowship United Methodist Church
4511 N. Hermitage
Chicago, IL 60640

Celebrate the new year with Koto & Shamisen player from Tokyo.
Enjoy the unique program featuring a collaboration with the principle cellist of the Fort Wayne Philharmonic, Hikaru Tamaki. 

You will experience a variety of Japanese music, including the popular masterpiece "Haru no Umi", traditional music for voice, and duets with Eastern and Western instruments.

Yoko graduated from the Tokyo University of the Arts and Music and received the highest honor at the Kenjun Memorial National Koto Competition. She has traveled extensively outside of Japan, performing in such places as Poland, Switzerland, France, the USA, Lithuania, Korea, China, and Israel.

Currently the principal cellist of the Fort Wayne Philharmonic, Hikaru Tamaki also concertizes regularly in the US and Japan as a soloist. Hikaru was a prizewinner in the All Japan Viva Hall Cello Competition.

Tickets $10 (part of the proceeds will be donated to the church)
Please contact: 773-764-2475 (Morita) or e-mail contact, rick_tamaki@yahoo.com, donnayas@gmail.com

■アメリカから...元気です!

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こちらに来てからあっという間に2週間が過ぎました。誕生日に到着して、始めの10日間は、時差ぼけと戦いつつも、22日のテキサスA&M大学での演奏会の準備でわらわらとしておりました。

その間、シカゴ到着直後の誕生日パーティから始まって、いろんな方に温かく迎えて頂き、少しずつこちらの空気にも慣れてきました。言葉も違えば、食べ物も違いますし(でも、日本食もしっかり頂いております!)、ついでにパソコンもMacになりましたから、色々変化があります。でも、毎日楽しく過ごしております。日本では考えられなかった朝の散歩とか、またコンサートをゆっくり聴きにいけるのもうれしいことです!

テキサスA&M大学は、ヒューストンから車で向かいました。ヒューストンオーケストラでは、Augstin Hadelich のヴァイオリンにソリストのソリストたる演奏に聴きほれてしまいました。テキサスは「空が高いよー」とは聞いていましたが、本当に!!すべてがでっかい!映画の「ベイブ」に出て来るような長閑な風景の中を延々進んだ後に、巨大な大学町College stationに到着しました。リハーサルでお借りしたお部屋がある建物は、1800年代に建てられたメトロポリタンミュージアムのような立派な建物でした。作曲家のMarty Reganさんの曲はとてもドライブ感があり、弾いていて実に実に楽しいです!色々とアドバイスも頂き、また共演したフルートのペニーさん、パーカッションのクレイグさん、どちらも素晴らしい演奏家でした。お二人とも「ぜひ、またやりたいね!」と言ってくれて、うれしかったですね。主人もMartyさんとの二重奏を演奏し、コンサートタイトルの『Forest whispers...』の静謐な世界観がコンサートの締めくくりに相応しいものでした。

移住後初のコンサートでしたので、精一杯やりたい!と意気込んでいましたが、反省点もたくさん。でも、宿題が増えて却ってうれしいです。次のコンサートに向けて更にいいもの、良い三味線の音を伝えたいです。

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ただ今、私の家財道具も太平洋を渡っているそうで、私自身もいよいよ明日、出発いたします。これまでの準備期間、思い出せば、アレコレありました...。しみじみしてしまいます・・・。日本のみなさまとは、しばしのお別れ。けれども、また夏に帰国いたしますし、その時は、とっておきの音楽を引っさげて帰ってまいりたいと思っております。日本のみなさま、本当にありがとうございました!! 

今日は一日気持ちの良い秋晴れで、最後の一日をゆったりとした気持ちで過ごすことができました。(荷物整理もあったけれど...)なんでまた、邦楽なんぞをやっている私がアメリカなどへ渡るのだろう...と不思議に思われるかもしれませんが、今、色々と振り返ると全てが繋がっていたように思います。 

私は、昔からとっても英語と歴史が好きで、正直なところ、高校時代の悩める頃は音楽の勉強と天秤にかけそうになった時期もありました。そして大学卒業後に、外の空気に触れてみたいなぁ、と飛び出したのがNYでの語学研修でした。わずかな期間でしたが、度胸をつけるという目的だけは達成し、沢山のお土産話を持って帰国しました。そうするうちに、ご縁あってヨーロッパでのお仕事などを偶然するようになり、しかもいきなり単身で行かねばなりませんでしたから、ますます異文化の中で揉まれて、未熟ながらも自分の演奏を発信できる喜びを感じるようになりました。そして、度々アメリカに行くうちに、魂の双子のような旦那さんとも巡りあうことが出来ました... 

この間に出会った人は数え切れません。不思議なことに、動けば動くほど、思わぬところで、繋がってくるので、首をかしげてしまうくらい、「It's a small world~」です。そして、あちらこちらにぴょんぴょんと行き、色々と経験させてもらって栄養を頂くことが出来たのも、両親がしっかりと支えてくれたお陰なのでした。また、この準備期間にもいつも感じていましたが、本当に多くの友人や音楽仲間があったかく送ってくれるのが本当に嬉しかったです。 

先週、タイミングよく「Japanese Americans」という5夜連続のドラマがあり、私もずっと見ておりました。戦前、戦中、戦後の日系移民の苦難の道を描いていましたが、ドラマ特有の脚色があるにしても、実際に似た境遇の方たちがどれほど居たことか...。それに較べれば、私の中にある「人間力」をフル稼働して、あちらでの生活を楽しみ、また努力し、幸せになろう、という気持ちになりました。 

また、来年、日本でお会い出来るのを楽しみにしております! 
皆様、これまでありがとうございました。そして、これからもどうぞ宜しくお願い申しあげます。どうぞお元気で!! 

写真・「ありがとうございました~!」の写真です。
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準備や本番、様々なご挨拶に追われて、瞬く間に過ぎたこの3ヶ月...。気がつけば残す所、あと2日となりました。この間に頂いた色んな方からのお言葉やメッセージはみんな勇気づけられるものばかりで、日々感情のうねりの波を味わうような毎日でした。 

今日は、9月に訪ねた秩父の「音楽寺」でのお話。 
日本全国でも「音楽」寺というお名前のお寺はこちらだけで、坂東の札所でもあります。お名前に惹かれてか、音楽を志す人がよくお参りに来られるそうで、両親が私を連れて行ってくれました。お寺の由来は、こちらで聞かれた松風の葉摺れの音に感動した権者さんにより名づけられたそうですが、"松風"というと私たち山田流の名曲にもありますから、そうした逸話を聞くとまた親近感が感じられました。せっかくなので、本堂の前で演奏をして、お参りしたこようと三味線も持って行きましたが、湿気の多い外ではやはり躊躇われたところ、お寺の方のご好意で、お部屋の中で弾かせていただくことが出来ました。 

日本では、随分と多くの方にお世話になり、芸の上でも育てて頂き、また良いつながりが持つ事が出来ました。そんな感謝の気持ちと、これからもそれらの事全てを無駄にせずに更に精進し、切り拓いていく決意を持って、不勉強な演奏ながら「新ざらし」を奉納演奏させて頂きました。
演奏終って、良い意味でのカタルシスを感じ、とても清々しい気持ちになりました。少し夏の暑さの残るあの畳の感じや、お寺の方の笑顔など、素敵な風情のお寺でした。 

*** 

移住して初めてのコンサートは、今年の夏に私たちの新曲を書いてくださったマーティン・リーガンさんによる作品発表コンサートです。テキサスA&M大学で演奏するのですが、マーティンさんの作品がズラリと並びます。初のテキサス!なんといっても夫婦で演奏しに伺えるのもとても嬉しいことですし、また新たな共演者に出会えるのも楽しみです。 

 Forest Whispers... Concert「森がささやいて」 ーNovember 22th 

これまでアメリカではご縁あって随分演奏させてもらいましたが、これからが本当の意味でスタートになるコンサート、ベストを尽くし、楽しみたいです。 

秩父での秋のお食事・秋の彩りが並びました♪
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