2011年3月アーカイブ

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こちらは、温かくなったり、寒くなったり...きっと日本でも同じようなアップダウンを繰り返している頃だと思います。
アメリカでは、温度は「華氏」なので、いまだに「50度」とか言われても、ピンときません。摂氏と華氏、どちらが
便利なのかなぁ...。もうひとつピンとこないのが、重さ。kgではなくlb(ポンド)...。体重の増減が分からないじゃないか...!

なにはともあれ、枯れた枝が寂しそうだった街も少しずつ緑が増えてきました。我が家から見える川や小さな池には
カナディアンギースが春の到来を喜んでるように、見受けられます。やっぱり太陽の季節が一番ですね!

日本からのニュースは、連日緊迫したもので、胸が痛むばかりです。私の住んでいるフォートウェイン市でも、先に演奏
させて頂いたPlymouth Congregation Church にて日本への募金のためのコンサートが行われるそうで、私も演奏する
ことによって、少しでも応援出来たら...と思っています。

上のチラシは、来月17日にシカゴで行われるデュオコンサートです♪

シカゴの教会にて、新シカゴ日米会の皆様が主催して下さるコンサートです。2人でのデュオはもちろんのこと、
桜の季節にちなみ山田検校の「桜狩」、そしてフラメンコ(片山理恵さん)とのコラボレーションもあります。

これまで、日本舞踊とは沢山演奏してきましたが、フラメンコはまた新境地...。
一時期、スペインとスペイン音楽にハマっていたりもしましたが...、異色の組み合わせにいまからわくわくしています。

シカゴの皆様といっしょに日本の春を想い、そして、シカゴでの春も楽しめるようなコンサートに出来たらと思います。









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こちらでも、日々募金活動が活発化しています。私の住んでいるエリアでも姉妹都市委員の働きもあって、数日以内に募金活動がしっかりと軌道に乗るようです。私も勿論、これに参加します。

またファンドレージングの為のイベントも立ち上げられており、私自身もシカゴからお話を頂きました。何か自分の音楽活動が日本のために役立つ事になれば...と思っていた矢先でしたので、あちらから声を掛けて頂いた事にまず感謝しています。
残念なことに、諸事情でシカゴに行くことがかなわず、参加することは出来ないのですが、別の形で応援できたらと思っています。

今日は、3ヶ月教えていた日本語補習校の終業式でした。日本から離れて生活している子供さんばかりですが、式前には黙祷が捧げられました。「もく とう」なんて、このくらいの年の子供たちにとっては初めての経験だったと思います。生まれ育ちから自然と、英語・日本語をあつかう子供たちですが、もとも とのルーツは日本です。「もくとう」の意味と「みんなのルーツは日本なんだよ!」としっかり教えました。普段は、ダラダラしている子もこの時ばかりはしっ かりと目をつむってお祈りしている気配が感じられました。こんな大変なときだからこそ、幼い子供であってもしっかりと認識し、そこから自分の立場を理解でき るようになってほしいです。

一昨日、シカゴから帰ってきました。シカゴシンフォニーオーケストラ(CSO)内のBuntrok Hallにて、こちらはCSOの為のファンドレージングの為のイベントでした。こちらでもやはりミニリサイタル開始前に、黙祷が捧げられました。今の私の心境からしてみれば、CSOのサポートも勿論大切ですが、被災地の方々をサポートする活動に多少なりとも関わってほしい、というのが本音ですが...。
イベントの主旨は、なんでも「SAYURI」の映画音楽から日本音楽に興味をもったので、ぜひ実際に聴いてみたい、との事でした。まず、そんな風に興味を持ってもらえることは、とても有り難いことです。ほとんどボランティアみたいなものでしたが、今回はプラス に考えてお引き受けしました。

どうしても、アメリカでは、オリエンタルの憧れというベースのもとで、日本、しいては日本音楽へのイメージが一元化されがちのように思います。私自身はこの映画について少し考えるところがありました。

三味線音楽には適材適所にそれぞれの地域や場所柄で、素晴らしい音楽が沢山あるよ!

これだけが言いたくて、シカゴに行ったと言ったら大げさかな...?

なので、この映画を観て、興味を抱いて下さった方々の憧れを壊さないように配慮しつつも、私なりに三味線には色んなジャンルがあり多彩な魅力にあふれていることを紹介させて頂きました。普段CSOをサポートされているような方々なので、音楽への興味は津々...。とても真剣に聴いて下さいました。演奏と 平行しての、解説は、またしても胃がひっくり返そうになりましたが「伝えたい事」をなんとかまとめて話しました。

日本では大変なことばかり...。
今の私は、自分の本分をしっかりやる、そして、いつも日本に対してのアンテナを立てておく、それが大切なことだと思っています。

日本のみなさまの安全をいつもお祈りしています。

今回の大地震のニュースは、こちらでも日夜ニュースとなっています。
私も義母(メーン州在住)から連絡が来て、すぐに日本に電話をかけました。幸い、家族はみな無事でしたので、ひとまずはほっと胸をなでおろしました。まだ今も不安定な状態が続いて いるのかと思うと、とても胸が痛みます。

まず、今回のことがあって、携帯の充電が時間の問題だろうと思い、私自身は連絡を取る事に少しためらいを感じました。特に、最近の携帯は、機能が 優れている分、消費量も結構なものですし...。緊急の時には、返事などしている時間も余裕もありませんし...。少なくとも、知り合いには、最も悲惨な状態に追 い込まれてしまった方はいないようなので、ほっとしています。ただ、壊滅状態になってしまった仙台付近には、知人の関係者なども居り、ニュースを注視(注聴)している状態です。

こちらでも、英会話の学校に行くなり、クラスのみんなに「家族は大丈夫だったか?」と聞かれ、また玉木もオケのメンバーにずいぶんと心配されたようです。先日行ったSFでも津波の余波が到来しましたし、オレゴン州では津波の影響で1名死亡したとのことで す。すっかり同じケースが1700年代にあったらしく(アメリカでの地震の余波が日本に到来する)それが日本側で記録されているとのこと。今回の地震は、 それを上回る歴史的なものだったのですね...。

被害の大小に関わらず、一刻も早くいつもの暮らしに戻れるように願ってやみません。

輪番停電が実施されるとのこと。まだまだ寒い時期ですし、これがきっかけで風邪をひいたり、体調を崩されたりしないように、充分お気をつけください。
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Ft.Wayneに移り住んでから、初めての地元でのコンサートが終了しました。...といっても、もともとこちらに来るきっかけは、2008年の桜まつり、 でしたので、何だか久しぶりな感じもしました。「ゲスト奏者」と「市民」って少し違うような気もします。もちろん、立場云々で演奏そのものは変わりませ ん。テキサス、シカゴ、カタール、サンフランシスコを経てようやく地元!先のサンフランシスコでは、全曲三味線でしたが、今回は、敢えて全曲箏にプログラ ミングしました。筋肉も当然ながら、使う箇所が違います。気合いが入り、練習漬けの毎日で、腕の筋肉痛から始まり、前々日には全身の倦怠感がやや重症に なっていて、「大丈夫だろうか。」と心配になりましたが、前日になると、体が楽になったのが不思議でした...。
私は日本での仕事をほぼ切って、こちらに来た以上は、絶対にぶれずに音楽をやっていきたい、という気持ちが非常に堅く...、それがなんだか非常なエネルギーになっています。

...なにはさておき、今回コンサートをアレンジしてくださったPlymouth Congregation Churchでは、とても充実したコンサートシリーズをされています。とても素敵な教会で、内装はこんな感じ。


先日のサンフランシスコの教会も素晴らしい音響でしたが、それを上回る響き具合でした。絨毯が敷いてあるのに、何故だろう?と思っていましたが、 後で伺ったところによると、音を跳ね返す素材の絨毯をわざわざイギリスから取り寄せて、敷いたのだそうです。また天井の丸み具合も、音を柔らかくさせる作 用があるとのこと。唄声が無理をせずに、遠くまで伸びていくのを感じました。

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音楽監督をされているロバートさんは、ピアニストであり、指揮者であり、そして趣味とは思えない、写真の腕前!

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第2部はそれぞれ衣装替えをして、ソロへ。

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お客さんも沢山入ってくださいました。幸いお天気にも恵まれて、幸運でした。(翌日は、雨ざんざん...)

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無事に終わりまして、笑顔がでました。スタンディングオーベーションで、お客さんのお顔を見渡しましたら、

みなさんニコニコ。とっても嬉しかったですね。

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みなさん、この異形の楽器に興味津々...
玉木はついに「千鳥の曲」、沢井忠夫、箏の歴史まで解説できるチェリストになってしまいました。

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愛器「伶」もがんばりました。

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レセプションでは、幾人の方と握手したか覚えていませんが、本当に沢山の方が声をかけ、ねぎらってくれました。

英会話の先生も、欠席の続いた生徒にも関わらず来て下さって...ハグ!

これからも、お客様ひとりひとりに捧げる気持ちで演奏を続けていきたい、と思います。ありがたいことに、

こちらのラジオ番組にも出演することにな りました。収録に向けて、また頑張りますが、この収録映像が
Fasebookにもアップされるそうです。1時間番組で、かなり大変ですが、やりがいがあり ます。
また、詳細わかりましたら、アップさせて頂きます。

コンサートが終わって、どっと疲れがでましたが、2人でイタリアンへ行き、ワインで乾杯しました。私がこちらに来て、

こうして想像していた以上に、音楽の活動が始動しているのも、玉木を始め、色々な方々の温かいサポートのおかげ、
と感謝しております。