2011年12月アーカイブ

Happy Holidays!

| コメント(0)
12月17、18日の2日間、シカゴの現代美術館(MCA)にて
『Taiko Legacy 8』コンサートにゲスト出演させて頂きました。
大太鼓との共演ー日本ではアンサンブルの形ではよくさせて
頂きましたが、この編成では初めて。
太鼓、というと乱れ打〜というイメージが強いかもしれませんが、
「唄」との間合い、なかなか滅多に無い構成でお客様からも大変
好評だったそうです。


18dec2011_tl8_0518.jpg

歌舞伎の下座音楽では、大太鼓が効果音としてよく使用されますが、そんなイメージ
でしょうか...。海外には紹介されていそうで、意外とマイナーな部分かもしれません...。


18dec2011_tl8_0499(1).jpg

「太鼓」の魅力を、色んな角度から紹介し、コラボレーションにも飽くなきチャレンジ精神を
持っていらっしゃる太鼓レガシーと共演させて頂き、私も沢山ヒントを頂きました。

***

シカゴのイルミネーションもとても綺麗でした。会場近くの『900』Shopsにて。

DSCN0061.JPG

コンサート終了して、我が家に帰る途中...。
シカゴの街並みそのものがイルミネーション。

DSCN0069.JPG

でも、なんといっても我が家のもみの木が世界で一番です♪


DSCN0081.JPG


最近のこと...

| コメント(0)
こちらは大分寒くなりました。雪もちらちらと降っていますし、クリスマスの飾り付けが
各家、ほんとうに凝っています。我が家でも、昨年に引き続き、もみの木を買って来て
沢山の飾り付けをしました。お店に行くと、とても細かい細工のものから、お馬鹿なもの
まで実に色々なオーナメントが売っています。一年ずつ、お気に入りのオーナメントを
増やしていくのもいいかも...と、今年はLenoxの可愛いウェディングケーキを購入しま
した。聖ニコラスではなく、ファーザークリスマスの素敵なツリースカートも頂いたので、
益々ご自慢のツリーになりました。
相方はここが稼ぎ時とばかり、連日クリスマスコンサートです。

DSCN0051.JPG

1週間前ほど、演奏ぬきの形では久しぶりにNYに行ってきました。先の南米ツアーの
報告も兼ねていたのですが、また色々な出会いがありました。いつでもNYは大好きな
街の一つですが、今回行って改めて思ったのが、何と言いますか...思考が良くも悪くも
飛躍する街だなぁ...と。日本人も(私を含めて)大好きで、誰しも少なからず憧れを持っ
ている所だと思いますが、山の手線の内側がすっぽり入ってしまう小さなマンハッタン
に何と沢山の人間がひしめき合っている事か...。

DSCN0038.JPG
お約束のロックフェラーのツリー

私が敬愛しているピアニストのグールドは、NYでのデビューコンサートでレコード会社
に一目惚れされ即契約になった逸話がありますが、それでも生まれ故郷の自然いっぱい
のカナダが大好きで、レコーディングの時だけ、重い腰を上げて、NYまでやってきたの
だそうです。こういうバランスの取り方(別に、恣意的に取っていた訳ではないと思います
が...)グールドをグールドたらしめた要因なのか、と思います。

glenn.jpg
騒々しいところが大キライだったグールド。「北」へのあこがれが強かった人。

余談ながら、ブルーノートにも初めて行ってきました。ギターのジョン・スコフィールド
のいぶし銀生演奏に完全にやられてしまいました。ハシゴして、もうひとつジャズバー
に行きましたが、こちらでも結構な実力のある人が弾いていました。それにしてもNY
はコンペティティブ・競争社会ですね!

***

さて、昨日は、イリノイ大学にてジーン・コールマンさんの作品に参加してきました。
『Kyoto-Naigai』という風変わりなタイトルの作品でしたが、これが実に面白かった
です。
全曲40分近くになる作品で、遠くはヨーロッパから、そしてアメリカの各地から集まった
7人のメンバーで演奏されました。皆さん、フリーランスで活躍されているばかりの
実力派。映像、エレクトロニクスとのコラボレーションであり、演奏中なので、かいま
見ることしか出来ませんでしたが、京都の風景がコラージュ的に背景で流れていて、
私たちの作り出す音空間によって3次元化されているような...そんな錯覚を覚えました。
フランスやイタリアの大聖堂を観た時に、ゴシック建築とゴシック音楽は切って離せない、
と感じました。
音が生み出す空間⇆空間が生み出す音ーこの間に挟まってゆらゆらと想像を膨らませる...
そんな40分間になっていたのでは、と思います。

kyoto.jpg
賛否両論の京都駅。私は好きです。

プログラムの前半には、ジーンさんより古典を1曲やってほしい、とリクエストされ、
「ぜひ!」と引き受けてスタンダードな「千鳥の曲」を演奏しました。また日本から
は、現代邦楽研究所でもお世話になっていた中村明一先生のテレキャストもあり、
テクのフル活用で、古典→『今この瞬間』のイマジネーションまで、実に振り幅の
広いプログラムでした。こうして活動していると、改めて「世界は狭いなぁ〜」と
思ったり、日本でも活動していることが如何に自分にとって財産であるか、をつく
づく感じます。いろんな方に、教えて頂いたり、刺激を頂いたことが少しずつ繋がっ
てきています。有り難いことですし、これからも大切にしたい、と思います。

来週は、シカゴの現代美術館にて太鼓レガシーという太鼓グループにゲスト出演
いたします。大太鼓とのコラボレーション。こちらもとっても楽しみです。
お正月には、玉木と一緒のチェロと箏による(三味線もありますよ!)デュオリサイタル
も予定しています。こちらは、私たちが挙式させて頂いた教会で開催されますが、
アメリカでは初演となる二重奏、そして、互いに「The one」と想っている曲を選び
ました。コダーイの「チェロソナタ」、そして「三つの断章」なのですが、これは突っ込
んで勉強した人ならば、うかつに手を出せられない曲と自認しているであろう作品
なのですが、やはりこんな素晴らしい作品はなるべく広く知って頂きたい、
と思います。ほかにもニューイヤーならではの曲をプログラムしました。
当日は、サプライズもあるかも!?ぜひ、沢山のご来場をお待ちしています!!


web.jpg
こちらの教会です。ステンドグラスに合わせて、建てられたそうです。

こんな感じに元気にやっております。

みなさま揃って、Happy Holidays!!