2012年1月アーカイブ

1月のあれこれ

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1月半ばに姉妹都市のパーティにて演奏しました。ドイツ、ポーランド、日本に続き、
今度は中国が参加するとか...。市長ならび
にお歴々の皆様が150名いらした大きな
パーティでした
こうした演奏では、聴いて頂けるようなシチュエーションを作って
頂くことを前提にお引き受けするのですが、食
後にも関わらず、水を打ったように
静かに聴いて下さって
、大変嬉しかったです。演奏終了後には、スタンディング
オベーションもでて感激しました。「姉妹都市」は経済による結びつきも大事ですが、
「文化」で繋がっていくのが
本筋なのではないかな〜、と。
そのお手伝いが出来れば、
光栄です。
やっている事自体は、日本に居た時と変わらないのですが...(「大薩摩」(三味線)と
「鳥のように」(箏
)を演奏しました)ひとつだけ違うのが...
英語でのMC!
これが今の私にはメチャクチャ緊張するのですよ〜!!
でも、演奏者本人が少しでも、お話してから演奏に入るのって大事ですよね。

心強い発音矯正の先生が身近に居る事ですし、"proper"な英語で大勢の前でも
きちんと話せるように、これからも頑張ります!

ちなみに、こちらは玉木がよく演奏しているエンバシー劇場。

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年明けのコンサートを聴きにいきました。『イギリス作曲家』特集(True Brits)と
いうことで、私も前から楽しみにしていました。この劇場は、昔はエンボイド
シアターという映画館だったそうですが、外観からは想像もつかな いような
立派な内装です。この日のプログラムは...


デリウス 楽園への道

ウォルトン チェロ協奏曲
ヴォーン・ウィリアムズ トマス・タリスの主題による幻想曲
エルガー 南国にて(アラッショ)

音楽監督は、イギリス出身のアンドリュー・コンスタンティン氏。この業界では、
「伝説の男」の異名をとったとか!?いずれにせよ、母国の秀逸な作品を年明け
始めのコンサートにプログラムをしたのは素晴らしいです。中でも、ラジオでも
頻繁に流れている「トマス・タリ ス...」は格別。間違いなく、ヴォーン・ウィリアムズ
の傑作なのだなぁ、と美しいハーモニーに心が揺さぶられました。教会建築に
ふさわしい「音の交錯」でし た。日頃、こうした音楽になじんでいる人々に、ぜひ
日本の音色も併せて聴いてもらえたら...更にうれしいですね。


***

最近、色々と掲載して頂きましたので、そちらのご紹介も...
ペルーでの公演が、地元紙に掲載されました。

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こちらは、シカゴ新報紙にて
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同じく、シカゴ新報紙にて
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今月の邦楽ジャーナル誌にも、先だっての中南米公演のレポートが掲載
されていますので、よろしかったら是非ご覧ください。

昨年の冬は、こちらはとても寒さが厳しくて、関東からやってきた私にとっては
ちょっと外に出るのはためらわれるような冬でした。うって変わって、今年の冬は
暖冬のようで、リサイタルの日(1月8日)も良いお天気に恵まれました。

前日には、新シカゴ日米会の新年会にも参加させて頂きました。先だって、
公邸でランチにお招きいただいた総領事ご夫妻にもまたお目にかかれて、一年ぶり
にお会い出来た方もいらして和気あいあい。ドアプライズでは、ラッキーな事に
開催されたホテルのスイートルームの宿泊券(しかもエグゼクティブスイート)が
当たってしまい、これはもうもっとシカゴに来なければ〜との天のお声でしょうか?
どうもありがとうございました。


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こちらが会場のRavenswood Fellowship United Methodist Churchです。
(覚えるのに一寸時間がかかりました...)

2011年のお正月に引き続き、今度は「デュオ」としてのリサイタル。昨5月には
挙式もさせて頂いた思い出の教会です。
写真はその時のものです。

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こちらは我が家でのリハーサルの様子。お正月過ぎても、ツリー飾ってる
のか〜という声が聞こえてきそうです...。こちらでは、12月26日になると、
クリスマス→お正月モードに早変わり!という芸当は出来ないようです。
よって、我が家も元旦でも、これこのように...。


写真は、日本でも試みた映像(by ロッテ・ライニガー)とのコラボレーション。

この組み合わせは、アメリカでも好評だったようです!

ちなみに、今回のプログラムは以下の通りでした。
(2011年日本公演と弱冠、変更してあります。)

〜On Wings of Song~ うたの翼に

①まゆだまのうた (長沢勝俊作曲) Song of Mayudama
②鳥の歌 (カザルス編曲)Song of Birds
③千鳥の曲(吉沢検校) Song of Plovers
④ひばりは舞い上がる(R・ヴォーン・ウィリアムズ)The Lark Ascending

⑤チェロソナタ(コダーイ作曲)Cello Sonata by Kodaly
⑥三つの断章(中能島欣一作曲)The Three Passages for koto
⑦鳥と戯れて(マーティン・リーガン作曲)Frolicking with the Birds

***

年明け早々の公演ながら、沢山のお客様がお見えになり、リピーターの方、
新しくいらした方、お手伝い頂いた方、本当に感謝しております。
また、来年も新年にふさわしいプログラムをお届け出来たら...と2人で
思っております。来年も乞うご期待を♪

ところで、2011年日本ツアーでは、「ジャネット・ラッツ・プロフェッショナル
フェローシップ」から私たちの活動に対して、ご賛同頂き、助成も行って
頂きました。海を越えて、コンサートを行うのは、時としてなかなか大変
なものですが、今年も6月初旬の新潟公演を皮切りに、京都、大阪、
埼玉、東京とツアーを敢行致しますので、ぜひお近くにお住まいの方に
お運び頂ければ大変嬉しいです。

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コンサートの後には、やっぱりこうしたものが美味しいですね♪

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
こちらのHPをご覧頂いている皆様、昨年中もお世話になりまして
大変ありがとうございました。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

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年明け早々、うん年ぶりに筆を取ってみました。下手の横好き〜ですが
久しぶりの書き初め。こちらでは、除夜の鐘も聴けませんが、少し気持ち
が改まりました。
日本の和室に飾ってあった祖父の字は、勢いと温かさの両方がありました。
墨も半紙も無いので、硯をすって、コピー用紙の裏に書いてみました。

和気到祥ー心を和やかに保つと自然と幸せがおとずれる、という「漢詩」の
故事だそうです。
「和」の音色で、今年もいろんな方にそんな気持ちを届けられたら...と
願っています。

***

2011年は日本においては未曾有の大災害...復興にむけて未だに苦心
されていらっしゃる方々が居られる事を、この新年に改めて想います。
私自身も、演奏仲間の一人であったT君の急逝といい、思いがけない
「まさか...」が重なる年でもありました。

また同時に、悲しく辛い思いをされている方が多い中、個人的には大変
恵まれた年となりました。本当に申し訳ないくらい...。ここ数年ばかり
新しい生活に向けて、全力投球してきたことが多方面に報われた年
だったのかな、と思います。
「禍福はあざなえる縄のごとし」と言います。この幸運を決して当たり前
と思ってはいけませんが、アメリカでのスタートをきった2011年はとても
思い出に溢れた年となりました。

シカゴでの結婚式、日本での披露宴、日本の親しい友人とのパーティ、
どれも素晴らしく一生の思い出となりました。特に、一から十までが
カスタムメイドのアメリカでの結婚式&披露宴は、リサイタルが10回くらい
開催できる程のマルチタスクでしたが、家族&親戚フル稼働で、本当に
『BIG DAY』を造りあげることが出来ました...。
アメリカ、日本の沢山の方々に祝福されて、とても幸せでした。

音楽面でも、文字通り東奔西走、色んな国で演奏させて頂きました。
決してアメリカに来たから掴んだ幸運ではなく、これまで日本で頑張って
きた事が、どこかで繋がっている...そう感じることがよくありました。
シカゴ、ニューヨーク、東京、フォートウェイン、それぞれでリサイタルを
開催できたことは音楽家冥利に尽きます。アメリカでも、東西南北の都市で
演奏して、改めて「大陸!」を実感しました。アメリカに居ますと、着物を着て
お箏を弾いているだけで、喜ばれてしまうようなところがありますが、
これからもボリビアやジャマイカのような、まったく「お箏」「三味線」が認知
されていないような国から〜、東京のような純粋な邦楽のメッカであり、
演奏家のレベルが水準が高く維持されている所まで、何処でも感動を届けら
れるような演奏家でありたい、と強く思います!

今年のプロジェクトも色々と進行し出していますが、また逐一こちらにアップ
させて頂きます。今年は、日本でも夏期に各地で演奏させて頂きますし、
とても楽しみです。

どうぞ今年も宜しくお願い申し上げます。

木村伶香能 

♪おまけ♪

元旦早々、前から飾りたかった浮世絵(豊国による)の額縁が出来上がったので
お店に取りに行き、早速飾りました。季節もぴったりの雪合戦の様子です。

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