2012年3月アーカイブ

今後のご案内

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今週末の公演のお知らせもさせて頂きます。シカゴで35年も藤間流の日舞を
教えておられる藤間秀之丞先生主催の「古典に新風」という公演です。

Revitalizing Tradition VI Flyer2.jpg
「海」をテーマにされているとのことで、私は「新高砂」という曲を演奏します。
また、先生からのリクエストで「さくら」でご一緒します。もちろん、変奏曲で
させて頂く予定です。カットされがちな古典を身近に感じてもらえたら...と
いう地道なご活動。私も励まされます。

***
日本でのコンサートの話も色々と固まりつつありますが、今日は、6月3日の
新潟・福勝寺でのコンサートのご紹介をしたいと思います。こちらは、以前
ヴァイオリンの富田ゆいこさんとのデュオ「Y's Sound」でも呼んで頂いて
以来、ずっと応援してくださっているY氏のご発案によります。
お寺、教会...祈りの場での音楽、は世界共通だなぁ、と思う昨今ですが、
久しぶりの新潟での演奏は本当に楽しみです。新潟は、一時期、恩師の
西潟先生や作曲家の玉木宏樹先生とも演奏に出かけた思い出深い県です。

燕三条市の素敵なHPに、早速コンサートのご案内もアップして下さっている
とのこと。ぜひ、ご覧ください。

燕三条まちあるき /
第43回お寺で音楽を楽しむ会 Yoko & Hikaru Duo 〜風と翔る〜

気がつきましたら、前回の日記から1ヶ月以上も経っていました。自分でもびっくり
しています。もう少しマメに書いた方が良いかなぁ...と反省しております。

今年の春の訪れはとても早く、サマータイムになったこともあり、先週は毎晩
バルコニーで食事をしても、全く肌寒くない程でした。でも、三寒四温はアメリカ
の春にも付きものの様で、また少し寒さが戻って、近所の桜もびっくりしている
ようです。

ここひと月ばかりの事を振り返ってみますと〜、
「出来ない事が出来るようになるのって、スバラシイ」の一言になるのでしょうか...

3月はじめにイリノイ大学のスパーロックミュージアムの主催で「ワールドフェスト」
というコンサートで三味線を弾いてきました。私の他には、インド音楽や、アマゾン
の音楽、ストーリーテラーと言ったヴァラエティさ。会場は、地中海域の彫刻が
ずらりと並ぶ素敵な空間でした。

fest.jpg

お洒落なポスターも作って下さいました。

当日は、30分のコンサートを2セット。三味線や曲についてのお話を交えなが
らの公演でした。人前で話す、というのはなかなか緊張するものですが、
ましてや第2言語となると、更なり〜です。とはいっても、プログラムは、
敢えて、ビギナーということにあまり拘らずに選んでみました。

DSCN0241.JPG

曲の雰囲気にあわせて、流水にお花の着物にしてみました。京都の賀茂川を
テーマとした「都の春」も演奏したのでした。こちらで演奏していると、楽器に
対する反応も実に様々ユニークですが、着物へのリアクションも毎回とても
面白いです。演奏が終って、そのまま買い物に行くと、女の子が「すっごく
可愛い!(←着物のことだと思います...)写真、一緒に撮って!」なんて言って
きたり...。なので、なるべく音楽と同じように「着物」という文化の紹介も
とても大切なのだな、と思います。

***

先日は、市内のスズキミュージックスクールにて箏と三味線のワークショップ
を2日間、受け持ってきました。勿論、日本の鈴木メソッドの「スズキ」さんです。
以前、鈴木慎一の「愛に生きる」という本を読みました。ヴァイオリンの鈴木
メソッドを確立した鈴木先生の本は非常に面白くて、ぐいぐいと引込まれる様
でした。こうした「メソッド方式」というのはアメリカ人の気性に合っているので
しょうか...?全米中に広がっているのだそうで、驚きました。箏曲は、「ワイン
醸造式」とでも言いますか...「メソッド」というものが目立っては存在しませんね。

横道それましたが、普段はヴァイオリンを習っている子供達。初めて見る生の
お箏や三味線に目がまんまる、と言った風で、本当に可愛らしかったです。
チャレンジ精神が旺盛で、「弾きたい子いるかな?」と尋ねると、みんな頑張って
トライしてくれました。

DSCN0321.JPG

この日は、日本では梅が咲いているかな、と思い、梅柄の小紋にしました。
2時間も話し続けるのは、うぅむ...と思っていましたが、大分慣れてきたよう
です。

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それにしても、みんなの可愛かったこと!
三味線はヴァイオリンと同様に、構えが定まるまで、とっても難しい楽器
なのです!!でも、三味線の胴がやっとこ乗るくらいのちっちゃな体で頑張っ
ているのが、本当に微笑ましかったです。