2012年6月アーカイブ

今回、初めてシンガポール航空に乗ってきたのですが、「一体どんなものなんだ
ろう?」と思っていましたが、とっても快適でした。それにしても、今回は諸事情
あり、旅のはじめから移動に次ぐ移動で、時差を感じる間もありませんでした。

日本到着翌日には、京都入りをして、リハーサル。4年に1度開催される国際
尺八フェスティバルにて、新進気鋭の作曲家マーティン・リーガンさんの作品
コンサートと、友人であり同じく作曲家のジェームズ・如楽・シュレファーさんの
コンサートで演奏させて頂きました。世界中から尺八愛好家が集まるこの大
イベント。会場に足を踏み入れますと、「あれ、またアメリカに戻った??」といった
雰囲気で、なんだかワイワイ。尺八が世界でこれほど市民権(?)を得ている
その理由を想像するに、様々に頭をよぎります。やはり武満徹の「ノヴェンバー・
ステップス」の存在は重要ですし、この作品が受け入れられる時勢があったこと、
素晴らしい尺八奏者がフットワークも軽く日本から足繁く海外へ出て演奏したこと、
またそれを応援できるバブルな時代があったこと、楽器の持ち運び便利であること、
山口五郎先生、横山勝也先生といった往年の名人の先生方の録音が求め易かった
こと...色々と理由が挙げられそうです。

アメリカで三味線を演奏していると、「Oh~!! Shamisen!! I love TSUGARU!」
と 「三味線=津軽」一辺倒になってしまうのが、ちょっと残念です。
もちろん、私も津軽三味線はとても好きですが、三味線音楽って本当にバラエティが
あるんです!尺八界の先人の先生も茨の道だったかもしれませんが、私も箏と三味線
の多彩さを伝えられるように地道に色んな場所で、頑張っていけたらなぁ...と熱気で
湧く会場の中で思ったのでした。

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京都から戻り、次は新潟の燕三条市でのコンサートとなりました。こちらは福勝寺
さんでの「お寺で音楽を楽しむ会」主催の公演で、実は私は10年ぶりの出演。
ヴァイオリンの富田ゆいこさんとのデュオコンサートでした。今思えば、彼女との
デュオ活動は現在に繫がっていますし、振り返ると色々と充実した思い出があり
ます。

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ご住職は、10年前と全く変わっておらずすこぶるお元気!スタッフの皆様の温かい
おもてなしに「あぁ、日本に帰って来たなぁ」と身に染みました。
ご住職のブログに当日の様子がアップされています。

帰国早々、尺八フェスティバルでは、坂田誠山さん、田辺頌山さん、十七絃の横山
佳代子さん、そして福勝寺でも藤崎重康さんとご一緒しまして、私も玉木も得る
ものの大きいスタートとなりました。

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明日からは再び京都です。おうすが待っています♡