2013年1月アーカイブ

3月の公演にむけて、箏コンチェルト「Genji」のリハーサルがスタートしました。
ご一緒するのは、サウス・ベンドを拠点に全米でプロフェッショナルに活動され
ているユークリッド・カルテットのみなさん。文字通り、日本文学の名作「源氏
物語」にインスピレーションを得て、作曲されています。オリジナルは、21絃箏
とオケ編成の為に書かれ、黒澤有美さんによって初演されました。箏は、ここ
40年ばかり、多絃箏の開発が進みましたが、現在でも一般的には、十三絃が
よく演奏されていることから、その現状を知った作曲家のダロン氏は十三絃版
のアレンジも試みたのだそうです。今回は十三絃箏での改訂初演となります。
日本でも、近い未来に是非演奏したいと思います。

それにしても、作曲者はよく原作を読まれたのだなぁ...、ということにすぐ気が
つきました。源氏物語は長〜大〜なお話ですが、その中から5つの姫君に
スポットをあて、作られていて、各章のお姫様の姿が浮かんでくるかのよう...。
要は、お箏は「姫君」なのです...、はい。伶香能姫も頑張りたいと思います。
余談ですが、先日「源氏物語・浮舟」(監督・衣笠貞之助)を観ました。主演の
山本富士子の綺麗なこと。雷蔵の粘着性高い演技と、長谷川一夫のもったり
とした薫、それぞれ濃厚なのでした。

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咲くやこの花〜

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今年は、暖冬なのかな...と思っていましたが、やはり甘くはないですね。
ここ数日、とても冷え込んでいます。楽器も朝起きると冷たくて、かわいそう。
加湿器と手のぬくもりで温めてあげるしかありません。

お正月初めの演奏の様子がシカゴ新報紙にすこし載っています。去年と、同
じアングルで、なんだか面白いです。こうして、1年1年過ぎていくのですね。

今年は、Yoko & Hikaru Duo では日本での演奏ツアーの前に、トルコでも
演奏させて頂きます。先日、コンサートのタイトルをあれこれと考えていて、
〜咲くやこの花〜としました。百済から日本に渡って来た王仁が詠んだ歌の
一節で、故国を離れた王仁が、春になってようやく咲いた花(梅/桜の両説
あるようですが)を喜んでいる内容です。私たちとしてみれば、やはりこの花
は「さくら」と思いたい、ところです。イスタンブールに「春爛漫」をお届け
したいと思います!沢山の出会いを楽しみにしています。

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こちらのHPをご覧頂いている方は、きっと箏・三味線、あるいは尺八...と、日本
の楽器に興味を持たれている方が多いかもしれません。邦楽のコンサート情報
(主に日本)や様々なトピックをとりあげている「邦楽ジャーナル」という雑誌が、
あります。もしかしたらご存知かなー?

そちらの今月号の特集記事「今だから話せるあの話50人」(前編25人)に私の
小話も取り上げて頂いています。現在、アメリカに住んでいますが、こうして日本
の雑誌にも書いて頂けるのは、とても嬉しいことです。

ちょっと前の熱き思い出話を少しばかり書いています。今も、その情熱は消える事
はありません。もし、ご興味ありましたら、どうぞ!その他の記事も、大変興味深い
です。

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2013年が明けて、2週間たちました。

遅まきながら、旧年中にお世話になりました皆様に深く感謝申し上げます。
すでに、2週間!この間、シカゴでのニューイヤーデュオリサイタルが無事に
終了しました。今年も昨年に引き続き、たくさんのお客さんに恵まれまして
幸先の良いスタートを切り出すことが出来ました。今年も、デュオとして、
妥協せずに高いものをめざして、お客さんの心に響く演奏を目指していき
たいと思います!

どうぞ今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

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