2013年3月アーカイブ

荷物を詰めたり、また開けたり...をここ1ヶ月続けています。NYCでのリハ

ーサルでは録音を終えて、今度はサウスベンドのユークリッド・カルテット

の皆さんと箏コンチェルトGenji の全楽章(十三絃箏版)を初演しました。

こちらのカルテットの皆さんは、年齢も近く、若さ漲る、しかも男性のみの

カルテットということで、音の推進力が凄まじかったです。今回の十三絃箏

版の初演の為に、私もずっと気合いを入れていました。無事に、終了し、お

客さんから温かい拍手を頂いて、肩の力もほっと抜けました!メンバーも一

人一人が優しく、音楽性も素晴らしい演奏家でした。日本の邦楽界のみに留

まっていたら、恐らく経験できなかったような機会に、本当に感謝しています。


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ここ数日、NYCにて滞在し、3月半ばから始まるダンス公演の為のリハー

サルに詰めていました。滞在に併せて、Still Mind Zendoという大変居心地

のいい空間で、三味線ワークショップ&コンサートをさせて頂きました。

時間が限られていますが、その中で三味線の持つ長い歴史、--しかも日本

だけでなく、その古のルーツまでどこまで触れられるかーという少々無理

難題を自分に課しました。三味線は言うまでもなく、日本の代表的な楽器

の一つですが、世界にも三絃族の楽器たちは沢山存在するので、三味線を

通じて視野が広がっていくような、そんなワークショップをしてみたい、

と思いました。三味線の魅力のひとつは「多様性」だと私は思っているの

です。そんな多様性が自分にも繫がっている...そんな印象を持ってもらえ

たら、と願いながら、内容を考えていました。連日リハーサルの続く中、

ワークショップ&コンサートへの調整はなかなか大変でしたが、いらして

下さったお客さんからは好評でとても嬉しく思いました。これからも、中

身の濃いWSやコンサートを展開していけたら、と思います!


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デューク大学にて

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 少し遡りますが、2月末は約1週間、ノースカロライナのデューク大学にて

演奏してきました。デューク大学のあるDuhlamの街並は緑も多く、レンガ

造りの建物が沢山あり、とても風情のある所でした。広々としたキャンパ

スを行ったり来たりしながら、子供たちへのワークショップ、大学での

ワークショップ、日本語を勉強している学生向けのワークショップ、それ

からチオンピ・カルテットの皆さん、ジョン・ロビソンソンさん(元NY

フィル首席オーボエ奏者)、ジムさん(尺八)との本公演がありました。

学生さん、各公演の担当者も皆さんとても協力的で、気持ちよく本番に臨め

ました!本公演では、箏コンチェルトと「春の海Redux」を演奏しました。

チオンピ・カルテットとは、イタリア人ヴァイオリン奏者だったチオンピ氏

が始めたカルテットだそうです。プロのカルテットの存在がいくつもあるの

は、欧米ならではの事で、音楽界の底の厚みを感じます。これからもカルテ

ットそれぞれのカラーに出会うのがとても楽しみです。

 

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