2013年5月アーカイブ

ミッドウェストツアーのしめくくりは、私たちにとっても思い出深い、こちらの
桜フェスティバルとなりました。今年は、第7回目とのことでしたが、例年にも
増して、事前の宣伝に力を入れているようでした。私たちも、ラジオに出て、
インタビューを受けて、音楽のことについて質問されたりもしました。私は'08年
に、このフェスティバルに日本から呼んで頂いて、その後にボストンーNYを
めぐるツアーを国際交流基金の援助や、各都市のサポートの皆さんのお陰で
敢行させて頂きました。約1ヶ月くらいでしたが、その時は、まさか自分が
こうしてアメリカで生活するとは思いもしませんでした。でも、今思うと、やはり
日本の外でも、自由闊達に演奏し、色々な演奏家に出会い、刺激を受けなが
ら、活動していくのは、素晴らしいことだなぁ、と常々実感していたので、自然な
成り行きだったのかもしれません。

この日は、例年を上回る大盛況だったようで、私たちのコンサートにも随分
お客さんがいらして下さって、有り難かったです。この日のポイントは、曲間の
トークでバッチリ笑って頂けたことでしょうか。ちょっとずつ進歩〜♪♪

写真は、恩人のTさんと。姉妹都市ブースの前にて。

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インディアナポリスの近くに、フランクフォートという街がありますが、そこでは
毎年Japanese Festivalが開催されます。今年は、どこから私たちの事を存知
あげたのか、コンサートを依頼されました。今回、ユニークだったことは、もし
可能であれば、我が家にある日本の美術品も貸してもらえませんか?、という
リクエストを頂いたことでした。それなら、是非、ということで、振袖や浮世絵、
日本刀などを持参しました。お家に伝わって来たこうした美術品を、お客さん
に音楽と一緒に楽しんで頂けるのは、私たちにとっても願っても無い事です!

コンサートの方も、とても楽しんでくださったようで、こちらでもとても好評頂き
ました。アンコール曲が終ると、またもやスタンディングで...感謝。

この一連のコンサートで良かったのは(?)、私もようやくアメリカの高速を運転
出来るようになったことでしょうか!? 本番同様、毎回緊張しますが、ようやく、
といったところです。やれやれ...

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今、私が住んでいる街に大変響きのいい教会があります。Plymouth Congregational
Church というのですが、今から2年程前にもこちらでデュオリサイタルをさせて頂き
ました。教会によくあるケースで、絨毯が敷き詰められているのですが、それでも
絶妙な響きなので、どうしてなのかな?と思っていましたが、わざわざ響きを返す素材
の絨毯をイギリスから取り寄せた、と伺いました。内装も、広々と素晴らしくて、音楽
監督のロバートさんも、とても優しい人柄です。ご自身は、ピアニスト、コーラスの指揮
もされています。

地元というのは、いつでも温かいものですね。私には、お陰様で2つの「地元」があり
ますが、コンサートの後のお話タイムも心休まるひとときです。今回は、玉木の可愛い
生徒さんが花束も持ってきてくれました。私の大好きな真っ赤な薔薇で感激でした。

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私は、浮世絵を観るのが、とても好きなのですが、(浮世絵に限らず、例えば
ブリューゲルや、エロール・ル・カイン、ピアズレーといった細かい発見が楽しみ
な絵が好きです。)アメリカに来て以来、浮世絵を観る機会が増えました。
有名なのはボストン美術館ですが、ミシガンの美術館にも、傑作群が沢山あり
今回は、その展覧会に併せてのコンサートでフィーチャーして頂きました。

展覧会そのものは決して大規模ではありませんが、並んでいる名作の数々...。
東海道五十三次、国芳、そして、助六の役者絵も。浮世絵をぐるりと囲んでの
演奏は、日本の古き良き時代の風景を見渡している様で、とても素晴らしい
体験でした。

コンサート前日には、ヘラルド・パラディウム紙に大きく掲載して頂きました。
お客さんからの反応は、とても良く、終演後はスタンィングオベーションを頂いて
こちらも感激◎毎回、コンサートの主旨に併せて、着物を選びますが、「壁から
抜けて出てきたみたいだよー」と言ってくれた方もいました。感謝多謝...。


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5月も、もう気がつけば終わり間近です...。こちらも連日、過ごしやすい陽気。
5月は、アメリカのミッドウェスト・ツアーとも言うべき様相で、色々な場所で
演奏させて頂きました。逐一、FBページにもアップしていますので、ご興味
のある方は是非、ご覧ください。→Yoko & Hikaru Duo

シカゴでは、ノースショアの素敵な教会で。新シカゴ日米会主催によるデュオ
コンサートでした。響きがソフトで、内装はブルーを基調に、とても落ち着いた
空間。「やっぱりシカゴはよいなぁ...」としみじみ感じるコンサートでした。

この日の目玉は、世界初演の「月の静寂」(マーティン・リーガン作曲)。
去年は、楽譜が演奏3日前に届いて、焦りましたが、昨年よりは落ち着いて
取組めたかな...。マーティンさんによる「花鳥風月」連作はこれで完成です。

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